2009年10月18日日曜日

中学サッカーにもっと光を

自分は小学生4年からサッカーを始め、中学校でもサッカー部に入った。

中学はグランドも広く、授業後の練習では、ハーフコートを使えた。
サッカー部には、監督もいて、たまに来て指導してくれたりもした。
他の部活と比べると優遇されている方だった言っていい。

しかし、残念なことに、監督はサッカー経験者ではなかった。
監督の世代は、釜本よりも上の世代なので、サッカー経験者はほとんど
いなかったのだろう。

監督はとんちんかんなことで、怒ったりしていた。
また、ほんとうにたまにしか練習を見に来なかった。

そのときの自分は、特に監督がどうとか気にせず、好きなようにやっていた。
どちらかというと、人間関係の方に意識を取られていたため、
監督の指導法や練習法など、どうでもよかった。
仲間に自分のプレーを認めさせることが重要だった。

しかし、体が少しづつ大きくなっていく割りに、スピードや体力がつかない。
練習は、フィジカルなことは一切していなかった。

自分は、技術的なことは覚えようと一生懸命やったが、
自分を追い込んでまで体力、スピードをつけようとはしなかった。
精神的に弱かったのである。

しかし、今思えば、この13才、14才、15才の3年間でもっと
体力、スピードを身につけるべきだったと思う。
無理はいけないが、体が一番、成長する時期なので、筋肉も増え、
スピードがつきやすい期間なのだ。
また、ドリブルの技術も、スピードがあるのとないのでは、全く異なる。
自分はドリブラーになりたかったが、スピードがないため、
取られることが多くなったので、自分からしかけるのをやめ、
パス中心に変えた。

監督にはお世話になったし、感謝している。
しかし、不完全燃焼だったし、もっと成長できたのになあと思う。
で、結局何が言いたいかというと、
中学でも、サッカー経験者の指導者、またはサッカーに対する
研究に熱心な指導者が欲しいということ。

今は上達したい小学生は中学に入ったらユースチームに
行く子もいるだろう。
しかし、多くの子は普通の中学に行くだろう。
中学から急に伸びる子もいるはずである。

おそらく、学校の先生方にとって、高校サッカーには花があるが、
中学サッカーには花がないと感じているのではないか。

しかし、教え子が成長して、チームが勝てるようになる喜びは、
高校も中学もないと思う。

経験者でなくても、研究熱心であれば、チームを作れる。
それは野洲高校の監督やモウリーニョが証明している。
中学生サッカー選手も、情熱を持った監督を望んでいるだろう。


にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
↑クリックをお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿