2009年10月5日月曜日

なぜ30代フットサラーにはクライフ・ターンが必要か?

クライフ・ターンとは何か。

それは1970年代、オランダのヨハン・クライフが編み出した、
相手をかわす技である。

右足の足の裏でちょっと引いてキュインと反転して
左足の足の裏で抜ける。(右利きの場合)といういまだに
現代サッカーで重宝されている素晴らしい技術である。

しかし、近年ではジダンがマルセイユ・ルーレットなぞと、
もともと自分の技であるかのように
勝手に改名しているので、そちらの方が有名かもしれない。

私がクライフターンを初めて見たのが中学生のとき。
クライフではなく、1986年のメキシコW杯でマラドーナが
やっていたのを見て、興奮したことを覚えている。
(※その当時、11PMも裏でやっていてそちらも興奮していたが)

この技はフットサルでもよく使われる。
そして、よく使う人に共通に言えるのはキープ力が高い。

なぜ高いか。

一つはボールと体が一体となって移動するため、
相手は足を出しづらいから。
二つは体の反転の勢いで、瞬時にトップスピードに入れるためである。
急に本題に入るが、30代のフットサラーにとって
この技は非常に重要である。

なぜか?

サッカーでは「一発でいくな!」と試合中、お叱りを受けることがある。
ボールを取りに行って、かわされると数的不利になり、
ピンチが大きくなるからである。

しかし、フットサルでは結構一発で行ってボールを奪い、
カウンターで点を取れたりする。
そのため、サッカーよりも一発で行く率が高い。
つまり、一発でボールを取りに来た相手をかわす技として、
クライフ・ターンを使えば、チャンスが多くなるのである。

学生時代を思い出し、遊びフットサルの休憩の間に、
久々にクライフ・ターンの練習をしてみた。
フリーでやる分にはそんなに難しくない。
しかし、体を反転しているとき、
方向音痴の私はどの方向に行くのかよくわからくなかった。
一応、体に覚えこまそうと繰り返しやった。
その後、10分のフットサルを行ったがイメージとして、
瞬時に出てこない。
なので、試せずに終わった。

残念。

やはり、フェイントは若いうちに体に覚えさすことが重要だと
気づいた気がした37の夜でした。


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1 件のコメント:

  1. クライフターンとマルセイユルーレットは異なる技です。

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