2009年11月27日金曜日

昨年のクラシコ

昨年のクラシコ(レアルマドリvsバルセロナ)の試合をひかりTVで見た。
バルセロナがアウェーでありながら、6対2で大勝した試合だ。

勝点82のバルセロナと勝点78のレアル。
レアルが勝てば、勝点1差に迫り、さらにレアルのホーム
であることから、僅差のいい試合になることが予想されていた。

前半の最初は、ロッペンの突破が何度かあり、先制点も
レアルが先に取った。
はじめはバルサも中盤のプレスが厳しく自由にできなかった。

しかし、前半の中ごろから、シャビとイニエスタを中心とした
芸術的パス回しにレアルの中盤が、全くついてこれなくなった。

そのパス回しに振り回された後、メッシがフリーになり、
アンリがフリーになり、結果6点。

レアルのキーパー、カシージャスにミスは一つもなかった。
レアルの選手のプライドがずたずたにされ、観客も静かになり、
ちょっと異様な重い空気になっていた。

「こんなに差があったとは・・」と驚いているようだった。

そして、今年の11月29日に、そのクラシコがある。
レアルの補強に「金でものいいやがって」と批判がある。

しかし、なぜ、その補強に踏み切ったのかが良くわかる。
レアルのクラブの人間が、昨年のクラシコで、
「おのれ、バルセロナ!!この屈辱、いかにして晴らそうぞ!」
とまるで戦国武将のような気持ちがこの補強を行わせたのだろう。

今年のクラシコ、一体どうなることか。
カカ、ロナウド、シャビアロンソ、ベンゼマがどこまでやれるのか。
今から楽しみで仕方がない。


※昨年の試合で結果がわかっていても、面白かった。
いやー、特にすごかったのはシャビ。
本当にスーパーだった。

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2009年11月26日木曜日

久しぶりのサッカー

先日、十年ぶりくらいにフルコートのサッカーをした。

個人参加型フットサルのメンバーで行った。
いつも使っている体育館が使えないということで、
その近くの中学校の校庭で、ナイターでのサッカーだった。

フットサルより、長い距離を走るため30過ぎにはかなり
きつかった。

サッカーをやってみて、改めてフットサルというスポーツが
流行したことに感謝した。
なぜなら、ボールタッチする機会がフットサルの方が断然多い。
また、体力の面でもフットサルの方が30代にはよいと思う。
(個人差はあると思うが)
また、スライディングタックルとかないので、怪我する確率はサッカー
より低い。

ただ、久しぶりにロングパスが通ったときは快感だった。
たまにはサッカーもいいなあと実感した。

体が動くうちは、サッカーとフットサルを続けていこうと
思う。


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2009年11月20日金曜日

裏日本代表

今回は、全く日本代表に呼ばれない選手で、
チームを作ったらどうなるか、
妄想しまくりました。

FW ----------------平山-----------------

MF --柏木----------小川佳-----------乾---

MF ------------明神-------小笠原---------

DF -新井場------槙野-------松田------加地-

GK ----------------曽ヶ端----------------

うーん、センターバックがきついか。
で、指示は
「両サイドの柏木、乾はどんどん仕掛けろ。」
「後は自由に思いっきりやれ。」
くらいか。

「連動性」とか「個人でやろうとするな」とか、
そんな選手を縛るような空気はサッカーにいらない。

一緒に練習や試合をするうちに、
「あいつはこういうイメージを持っているんだな」
とか解るし、息があってくる。

個人で自由に思いっきりやれば、
裏日本代表の方が今の代表より強いかもしれない。


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2009年11月19日木曜日

パチンコサッカー

なぜ、日本人は個人での突破をしなくなったのだろう。

Jリーグでも、日本代表でも、個人突破する選手が
あまり、見受けられない。
1対1の勝負を避けて、後ろに戻したりすることが多い。

また、1対1を仕掛ける選手は日本代表にあまり選ばれない。

元レッズの永井や相馬、家長、セレッソの乾や広島の柏木など、
ドリブルがうまいし、代表に呼ばれるかと思っていても、
全く呼ばれない。

代表の選手を見ると、ドリブルに卓越した選手があまりいない。
玉田くらいか。
大久保は昔、ドリブルうまかったのにほとんど見なくなった。
長谷部は最近になってドリブルを見るようになったが、
継続するのか。

前にも書いたが、ファンタジスタ的な存在が日本でも世界でも
少なくなっている。
世界にはドリブラーはたくさんいるが、日本では少なくなっている。

つまり、日本にはファンタジスタもドリブラーもいなくなっている。

この2つのタイプが消えつつある今、
日本のスタイルは、例えると、
パチンコが杭に当たって落ちていくように、
ボールがぽんぽん動いていくことが主体のようだ。

日本代表はスペインのスタイルをモデルにしているらしいが、
スペインとはぜんぜん違う。
イニエスタとシルバという素晴らしいドリブラーがいる。

バルセロナでも、メッシとイニエスタとアウベスがいるし、
ペドロやシャビもドリブルがうまい。
バルセロナでは、カンテラの頃から、
サイドのアタックゾーンでは1対1をしかけろと
教わっているそうだ。

そういう中でメッシやイニエスタのような選手が
育ってきたとすれば、
日本がスペインやバルセロナをモデルにするならば、
もっと1対1で仕掛けていく風土が出てきても
いいんじゃないかと思う。

しばらくは、このパチンコサッカーを見るしかなさそうなので、
何年後かの乾、柏木の代表に期待したいと思っている。


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2009年11月16日月曜日

みんなでやろーぜ

親善試合の南アフリカ対日本の試合を見た。

感想を考えたがあんまり思いつかない。
見ていて思うのは「ないものねだり」ばかり。

私はサッカーを見るときに何を期待するかというと
「面白いプレーをする選手はいないかな。」だけである。
だから、オフェンシブな選手はもちろん、
キーパーでもバックでも
「こいつ、うまい!」と思うとその選手にボールが
来ることを期待する。

戦術とかシステムはテレビで見ても良くわからない。
だから、見る視点は、遠藤のスルーパス、ロングボールや
松井のトリッキーなフェイントや俊輔の個人技などを
期待して見ている。

自分でも大分偏った見方をしていると思うが、
その視点ゆえ、この南ア戦、いまいち見ごたえを感じない。

全員が全体を意識しすぎるため、
個人で崩すイメージがあまりないのだろうか。

昔はカズがダブルシザースとかで相手をかわして
盛り上がったりしていた。

中田のドリブルも、わざと相手が「取れるかな。」と
いうところにボールを出して、相手が前に来たところを
かわしてたりした。

私はそういうプレーにえらく感動するので、
どうも今の代表の
「みんなでやろーぜ!」という空気に縛られた
ような感じが好きになれない。

これが、日本のスタイルとして定着してゆくのだろうか。
定着していった場合、
個人で突破するイメージや、
中田のキラーパスのような、
出し手と受け手だけで崩すイメージが、
今後の選手からなくなっていくんじゃないか。

とにかく今は、このスタイルで戦うしかない。
W杯のグループリーグ突破を期待して、
応援しようと思う。


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2009年11月14日土曜日

バロンドール

先日、NumberWebのコラムで嬉しいことが書いてあった。
アルゼンチン人で、マラドーナも指導したことがあるという人が
「今年のバロンドール、私ならイニエスタに一票入れる。」
というようなことを言っていた。
そして、「選手としての成熟度は、メッシでも及ばない。」とも
語っていた。

私はさすがに今年はメッシだろうなと思っていたし、
C.ロナウドだったら、ブーイングものだなと思っていた。

バロンドールは、サッカー誌のフランス人記者が票を入れて
決めるもので、目の肥えた人による最優秀選手ということになる。
オフェンシブな選手だけでなく、センターバックの
カンナバーロが選ばれたりしたこともあるので、
派手に点を取っていたからといって
選ばれるというものでない。

結果は12月頭くらいに決まるらしいが、このコラムを読んで
「もしかしたらイニエスタが選ばれるのでは」と
期待している。
※もちろん、メッシでもいいが・・

イニエスタについて、個人的な印象だが、
今までにないタイプの攻撃的MFのように思う。
超高速CPUを積んでいて、状況によって
いろんな打開策のイメージが瞬時に浮かび、
最善のイメージを一瞬で選んで、
行動している。
本人に聞かないと解らないが、普通のプレーヤーと
視点が違うように感じる。

ドリブル時も、あんまりボールを見ず、相手選手の
動きを常に察知しているようだ。
相手ペナルティーエリア内でのドリブルも、
常人では出来ないようなかわし方をする。

1試合通して見ても、ほとんどミスらしいミスをしない。
メッシやC.ロナウドはどちらかというと「俺が」的な
感じを受けるがイニエスタは我の部分がなく、
悟りに近いくらい、最善のプレーに集中している。

なんだかんだいってメッシが選ばれるだろうが、
イニエスタがバロンドールを取ったら、
こどもたちも
「あんなまじめそうなやつでもサッカーって出来るんだな」
という印象を持つだろうし、
いい影響があると思う。


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2009年11月13日金曜日

潤滑油シャビ

リーガのバルセロナvsマジョルカの試合を見た。

バルセロナのホームだが、マジョルカ相手ということで、
シャビ、メッシ、イニエスタ、アウベスは控えだった。

後半途中まで、3対1でバルサが勝っていた。

しかし、ここまでの展開で、いつものバルサらしい
パスが回っていなかった。

シャビが投入された。

急にパスの流れがスムーズになった。
やはり、このチーム、
「いったんシャビにあずけよう。」が
暗黙の了解になっているようだ。

どこにでも、動いて顔を出して、
完璧なほど正確なパスを出す。

今までメッシとイニエスタばかりに注目していたが、
シャビをずっと見てみると、
チームの心臓であり、パスの潤滑油となっている。
偉大な選手であることがわかる。

ほとんど、インサイドキックで蹴り、
受け手の次の動作も考えて、
パスを出しているようだ。

まだ、29くらいの年齢。
パッサーとして、まだまだ活躍できる。
バルサとスペイン代表での活躍を見ることが
楽しみだ。


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2009年11月12日木曜日

ロングキック

ロングキックはいつから練習したほうがいいのだろう。

私は、小学生のときに、けり方は教わった。
インフロントキックで高く上げるキックと
インステップで鋭角に蹴る方法。
サッカースクールは週一回だけなので、
平日、学校が終わった後、公園で友人と練習したが、
2人とも下手なため、後ろに逸れてしまい、
ボールを取りに行く時間の方が長かった。
結局、嫌な気持ちになってやめてしまった。

中学の監督は素人のためか、ロングキックの練習など
全く行わなかった。
私はコーナーキックを蹴るのを任されていたこともあり、
一人で練習した。
外グランドにバスケットのコートがあり、バスケ部が
あまり使っていないので、そのバスケのゴールに
入るよう、ロングキックをしていた。
やっているうちに、蹴る瞬間、軌道をイメージ
できるようになった。

高校の監督は、ロングキックを重要視していた。
練習の最初の方に、2人1組で40mくらい離れて
蹴りあった。
大分正確に蹴れるようになった。

しかし、自分が小中高の中で、ロングキックが
最も成長したのは中学のときだと思う。
コーナーキックを任されたから出来たと思う。
しかし、任されなかったらどうだろう。
全体練習で組み込んでもらわないと難しいのでは
ないだろうか。

ジュニアユースでも、ユースでも、体が大きく
なってくるときにどんどん練習したほうがいい。

話は大きくなるが、プレミアとリーガに比べると
Jリーグはまだまだロングキックの精度が足らない。
プレミアの選手は、右サイドから左サイドの選手に
ロングキックを蹴る機会が多いし、しかも正確だ。

細かいパスをつなぐことが日本らしさになりつつあるが、
ロングキックで展開していくことも重要だ。

エスパレスの岩下やガンバの遠藤くらいのレベルの選手が
もっと増えていくことを期待したい。


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2009年11月11日水曜日

篭城作戦

CLのルビン・カザンvsバルセロナの試合を見た。

この試合で、バルセロナは勝たないと
CLのグループリーグ突破が
厳しくなってくるという状況だった。

ルビン・カザンのホーム(ロシア)だったので、
少しは攻めてくるかと思ったが、
ルビン・カザンは全員下がって、がっちがちに守った。

バルセロナの選手も、そんなに動きは悪くなかった。
メッシもよくボールを取られはしたが、2人くらい交わすシーンも
あった。
イニエスタも「あんだけしかけて、よくボールを取られないな」と
思うくらい、キープやドリブル突破を行っていた。
シャビも、悪くなかった。新たな発見だったが、
シャビはドリブルもうまいことがわかった。

しかし、結果は0対0。

鉄壁の守備を崩すことは出来なかった。

解説の金子達仁さんは、前半途中で
「この守備に勝つには、一旦相手にボールを渡して
カウンターを狙ったほうがいいんじゃないか。」
というようなことを言っていた。
私もそれには賛成だった。

しかし、バルセロナは、後半も前半と全く同じように戦っていた。
王者としての姿勢だろうか。
相手によって、戦い方を変えないという、
強い信念を感じた。

私は以前、浦和レッズが天皇杯で、松本山雅FCに負けた試合を
例に「個人のレベルアップが足らない。」というのが原因だと
このブログで書いた。
おそらく、松本山雅もルビン・カザンと同じような戦い方を
したのだろう。
だとしたら、個人のレベルアップうんぬんの話ではないかもしれない。

明らかに格上の相手に勝つには篭城作戦しかない。
しかし、ルビン・カザンがどのチームにもこれをやったら
どうなるか?
もしかしたら、CL優勝するかもしれない。
不調でないバルセロナにホーム&アウェイで1勝1分け。
結果は雄弁だ。
結局、最強の戦術は、篭城作戦ではないか。

しかし、どのチームも篭城作戦をやりだしたら、
人気はがた落ちするだろう。

レベルは急に低くなるが、自分がやっているフットサルでも、
ガチの大会で、全員下がって、ひたすらカウンターを
狙うチームがある。
そういうチームの方が勝つことが多い。
篭城作戦が有利であることを示唆している。

サッカーで、篭城作戦をやるということは
お客さんにとってボクシングで例えると、
ガードとクリンチだけの選手を
見ることになりはしないか。

サッカーもボクシングと同じように判定を入れることを
検討したほうがいいかもしれない。


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2009年11月10日火曜日

オフサイドあるある

私が小学校4年の夏に、隣の市まで練習試合に行った。
生まれて初めて出た試合だった。
フォワードで先発出場したが、前半にオフサイドばかりもらった。
ハーフタイムに仲間から、
「お前、何やってんだよ!」と責められた。
「別にわるいことしてないよ。」と私。
「オフサイド、取られてただろ!」と仲間。
私は「オフサイドって何?」とほざいた。
チームのみんなが笑った。
「なんだ、知らなかったのか。」という空気になった。
コーチまで笑っていた。
今思えば、コーチからそんなルール教わってなかった。
なんでコーチまで笑うか。
そのハーフタイムで、仲間の一人から詳しく教わった。

私が小学生、中学生のときはラインコントロールなんて、
全く教わらなかった。
その地区ではどのチームもラインは深めで、
中盤のスペースがよく空いていた。
その時代は、海外のサッカーを見ても、
ラインが深いチームが多かった。

私が高校生のとき、監督はラインを押し上げるように
指示をしていた。
地区のリーグ戦があったが、ラインズマンは、他の高校の
生徒がやっていた。
試合でディフェンスがラインを押し上げても、
ラインズマンがいい加減にラインを見ていたため、
失点することがあった。
まず、ラインコントロールするには、ラインズマンのレベルを
確かめる必要があることを知った。

大学では、ACミランのバレージ、コスタクルタ、
マルディーニ、パヌッチのディフェンスラインをモデルとする
チームが増えた。
このライン、攻撃時は、ハーフウェイラインくらいまで上がる。
それをまねたチームと対戦することになった。
私は攻撃陣に指示を出した。
「(こちらの)バックかサイドハーフから、
トップにロングボールを入れたとき、
トップ下のオフェンシブハーフは相手ラインの裏に全力で走れ。」
ということを言った。
試合が始まる。
相手チームのディフェンスラインはかなり浅かった。
こちらのバックがトップにロングボールを入れ、
それと同時にトップ下が相手ラインの裏に走り、
トップがバックヘッドで裏に流して、
そのトップ下はあっという間にキーパーと1対1になって、
シュートを決めてくれた。
こちらが何点か決めた後、相手のバックが言った。
「キャプテン、どうしましょう?」
「このままこれで行くしかねーだろ!」
という会話だった。
サッカー漫画みたいで面白かった。

ラインコントロールをしようするには、
いろんなパターンをチーム内で練習しなければならない。
ディフェンスの足並みが揃っていないと、
かなり危険な守り方だ。

以上、オフサイドあるあるでした。


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2009年11月9日月曜日

怪我

先日の海外サッカーのニュースで、
C.ロナウドを怪我させた選手のインタビューがあった。
「また、同じように激しくいくのは疑いない。」という
内容だった。

サッカーに怪我はつきもので、私も大学時代の4年間で、
3人もの骨折者を出した。
すべて、試合中のタックルから、足を骨折した。
全員チームの中心選手だったのもあり、かなり痛かった。

フットサルでも、たまに救急車が呼ばれることを
目にする。
ガチの大会では、思いっきり当たってくるチームが
多いため、けが人が出ることがある。

「試合中は真剣勝負だから、仕方がない。」というのが
怪我をさせた側の言い分だろう。
しかし、プロでもアマでも、それで選手生命が狂わされる
こともあるし、苦い気持ちになる。

私は選手は相手選手を重んじることが重要だと思う。
基本、怪我をさせてはいけない、という意識があるかないかで、
タックルの質が変わってくる。

まず、プロが変わって欲しい。
相手選手を怪我させたら、罰金を取るようにしたらどうか。
FIFAが管轄して、そういう動きが出てきたら、
世界中のサッカー選手の意識も
「怪我をさせてはいけない」という気持ちが出てくると思う。


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2009年11月8日日曜日

ユースと選手権

高校サッカーはどうしたのだろう。

神奈川県の準決勝2試合を見た。
2試合とも、みな必死だし、
負けたチームには涙を誘われた・・
しかし・・・

私が知っている昔の神奈川県のレベルより、
明らかに劣っている。
昔は、長谷部、栗原、林健太郎などがいた桐蔭学園が
最強の時代があったり、中村俊輔がいた桐光学園も
全国2位だったりと
もっとレベルは高かった。

ネットで調べてわかった。
うまい子は皆、ユースチームに行くらしい。
全国選手権を目指す強豪校に行くよりも、
ユースの指導を受けていたほうがプロに行きやすい
ということらしい。
特に、神奈川は、横浜マリノス、川崎フリューゲルス、
湘南ベルマーレ、横浜FCなど、多くのJリーグ
チームが存在する。
うまい子はみんな、そっちに行ったのだろう。

ふーん、日本も欧州化、南米化しようということか。
それはそれでよしとして、しかし、高校サッカーが
さびしいものになっていくこと間違いない。
どんどんレベルが低くなっていくと、テレビ放映されなく
なってくるかもしれない。
高校サッカーに花を感じなくなる。
そうなってくると、ユースに行けない子は、
高校生になってサッカー部に入っても、
厳しい練習に耐えられなくなるんじゃないか。

そうなっても、Jリーグが面白いものになれば
いいけれど、本当にユースからいい選手が出てくるのだろうか。
今の代表だって、だいたい全国選手権から
出てきている。
夢の国立目指したからこそ、成長できたのだと思う。

欧州では、トップチームで活躍することがユース世代の
夢だろう。

Jリーグをもっと華やかなものにすることが先か、
今のユース世代が、Jリーグに入って、
華やかなものにするのが先になるか。

今後の日本サッカー、大丈夫だろうか。


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2009年11月7日土曜日

シュートを打たない日本人

なぜ、日本人は「ゴール前での迫力がない」と言われるのだろう。

よく、ネットでも、知人でも「日本人はシュートを打たない」
という話が出てくる。
ゴール前で、「打つか!?」というシーンで、パスを選択する
選手を良く見かける。

原因の1つとして、前提があって、
「よりフリーな選手がシュートを打ったほうが入る確率が高い。」
という意識がある。
先日、プレミアリーグで、バーミンガムとマンチェスターCの試合
を見ていたが、日本人の解説者が、
「こちらの選手、フリーでしたね。シュートじゃなくて、
フリーな選手に出していれば」というようなことを言っていた。
また、中村俊輔も、
「こっちに出してくれれば、キーパーと1対1だったのに。」
ということをインタビューで口にしていた。

しかし、本当にフリーな選手が打ったほうが入る確率は高いのだろうか?
状況によっては、ディフェンダーがブラインドになって、
キーパーにとって見え辛くなることがある。
ヨーロッパや南米では、
「よりフリーな選手がシュートを打ったほうが入る確率が高い。」ではなく、
「状況によっては、フリーな選手よりも、自分で打ったほうが入る」という
意識が強いのではないだろうか。

もう一つの原因は、「ヒーローになりたい」という意識が少ない。
前に、柳沢選手がインタビューで、
「点が入るなら、自分でなくてもいい」と答えていた。
また、ミッドフィルダーの選手に多いのが、 
「自分で決めるのもいいですけど、自分のパスで、他の人が
決めてくれる方が嬉しい。」という言葉をよく耳にする。
この答えを批判するのではなくて、もっと我の強いコメントを
出す人はいないのだろうか?と思ってしまう。
「ヒーローになりたい」という意識は、プロにとって大切な意識だと思う。
その意識が、「俺が決めてやる!!」という気迫になって、
シュートに魂がこもるのではないか。

最も大きな原因は、練習が足らないんじゃないかと思う。
Jリーグの試合を見ていると、ロングシュートが枠に
いかないことを見る。
また、いろんな状況でのシュート練習とか、やってるのだろうか。
やっている上で、「ゴール前での迫力がない」と言われるのであれば、
もうあきらめるしかないか。

昔のジュビロの中山選手みたいに、1試合、4点5点と取れる
選手が出てきて欲しい。
W杯で通用するには、Jリーグで大暴れするくらいじゃないと
難しいと思う。


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2009年11月6日金曜日

試合中、何を想う?

プロサッカー選手は、試合中にどんなことを考えているのだろう?

野球では一球一球に、間があるので考える時間がある。
ノムさんが現役で捕手をしていたとき、
ささやき戦術などがあって、打者に野球と関係ないことなど
話しかけるという。
いろいろ話せる時間があるのだ。

サッカー漫画などでは、1対1のマッチアップで、
「俺のボールが取れるかな。」
「へっ、簡単だよ。」などの会話があって、抜かれると
「なにー!!」と叫んだりする。
しかし、長いことサッカーをしてきたが、
そんな会話をする選手なんて見たことがない。

私はサッカーの試合で考えていたことは、
「集中、集中」
「がんばれ、がんばれ」
くらいで、後は、目で見た瞬間の状況判断だけである。
だいたい、練習で「こういうときはこうしよう」と
決まっているので、試合の状況を見て、条件反射的に
判断しているだけだ。

また、意図的ではないが、頭の中で音楽がかかる。
ぜんぜん好きでない曲がかかったりする。
高校のとき、頭の中で音楽がかかったりしてるのは
俺だけか?と疑問に思ったので、
友人に聞いてみると、
「俺の頭の中ではグロリア(ZIGGY)が鳴り響いているよ」と
言ったので、安心した。
アンケート対象が私とその友人2人なので、
他の人はどうなのだろう。

プロサッカー選手も、試合後のインタビューではあんまり
細かいことは言わない。
やはり、脳の中は言語機能よりもはるかに映像の機能の方を
使っているためだろうか。

試合中に必要な言葉は、ほとんど指示だけで、
言葉を考える余裕なんてほとんどないと思われる。

リアリティのあるサッカー漫画を描いても、
「そこ右に切れ!」とか、
「マーク!」とか
そんな台詞しかなく、全く面白くないものになるに違いない。


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2009年11月5日木曜日

栄枯盛衰

プロサッカー選手のピークはいつなのだろうか?

今までのブログで、
「中村俊輔に、昔のパフォーマンスを見せて欲しい」、とか
「U-23に選ばれた選手が、歳を重ねるごとに消えていく」、などを
原因らしきコメントも入れて書いた。
しかし、原因は違うかもしれない。
改めていろんな選手を思い返すと、
肉体的なピークは20から23くらいで、
そこから少しづつ衰えていっているようである。

マラドーナも、86年のメキシコW杯のときは、25,26で、
90年のイタリア大会では、29,30くらい。
イタリア大会のときも、素晴らしいパフォーマンスは見せていたが、
メキシコ大会から比べると、「ずいぶん落ちたなあ」
という印象が残った。

マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグスも、
若いときデビューしたが、スピードが落ちないターンを
混ぜたドリブルを披露し、相手ディフェンダーを
きりきりまいにさせていた。
しかし、しばらくしたら、そのドリブルがあまり
見れなくなった。

前園もそうかもしれない。
印象としては、急に落ちたように思った。
フリューゲルスでのごたごたとか、
精神的に参っていたのかと思ったが、
20くらいで肉体ピークを迎えているとすれば
26になったら、キレは戻ってこないかもしれない。

カズも1998年のフランス大会でメンバーから外されてしまった。
「なぜカズを外した」という声も聞かれるが、
昔からカズをずっと見てきた人なら、あきらかにわかる。
アジア予選でも、フランスで行われた練習試合でも、
以前のカズとは全く違う。
昔のキレは、ほとんどなかった。

特に、若いときにドリブラーだった選手にとっては、
その衰えようは衝撃と共に訪れるのではないだろうか。

そのときが来たときに、どう方向転換するかが
重要だと思う。

もっともいい転換をはかった選手はライアン・ギグスだろう。
ショートパス、ロングパス、フリーキックなど、
なんでも出来るユーティリティプレイヤーとなった。
いけるときは、ドリブル突破もする。
昔みたいな高速ドリブルは見れないが、今、ギグスを見ても
わくわくする。

肉体は衰えても、技術は衰えない。
若いうちから、技術を蓄えておくことで、
選手生命は長くなっていくと思う。


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2009年11月4日水曜日

備えあれば憂いなし

サッカーの試合前の決め事は重要である。
しかし、素人でも、プロでもサッカー選手は
決め事を曖昧しているように感じる。

どちらかというと、フットサルの方が
決め事を大事にする。
セットプレーでのサインなど、さまざまな
バリエーションを持っていたりする。

サッカーでも、サインプレーを使うチームは
少ないが、フリーキックやコーナーキックは、
蹴る人がたいてい決まっている。
しかし、はっきり決まっていないチームが多い。

最近の日本代表でも、オランダ戦で、狙える位置
でのフリーキックをもらったとき。
中村俊輔と本田でキッカーを争うことがあった。

また、最近のJリーグで、川崎フロンターレの試合。
PKをもらったチョンテセが、勝手にPKを蹴って、
取られてしまった。
基本的には、ジュニーニョが蹴る予定だったらしい。

私の地元でも、高校生のとき、友人から、
「中学の最後の試合で、PKもらったんだけど、
誰が蹴るか話あっているうちに、あいつ(そのチームの選手)
が勝手に大きく明後日の方に蹴りやがってさあ。」
なんてことを聞いた。

どこかしこでも、こんなことは起こってそうだ。
特にはっきり誰が蹴るか決めなくても、その後、
嫌な空気にならなければ、それでいいと思う。
しかし、外した後は、後味悪くないか?

前に選手にとって「ノってくる」感が大事と書いたが
チーム全体でも自分たちのペースにすれば、
「ノってくる」感が生まれる。
しかし、「ノってくる」感は気持ちの部分が大きいので、
チームに嫌な感じが残るのは、後のプレーにも
影響するんじゃないか、と思う。

直接狙えるフリーキックは試合前に決めておいて欲しい。
特に、試合前に監督権限で決めたらいいと思う。
ラグビーでは、プレースキッカー争いなんて見たことがない。
蹴る前に話しあって、
「この位置だったら俺か。」
「いや、俺が蹴る。」となったら、じゃんけんでもいいし、
何発目は俺、何発目はあなたでもいい。
とにかく、後味が悪くなるのは損だと思う。


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2009年11月3日火曜日

まちぶせ

フットサルのルールにおいて、サッカーと
大きく異なる点は「オフサイドがない」ことである。
しかし、個人参加のフットサルや、
今所属している30オーバーのフットサルのメンバー
の動きを見ていると、ほとんどがサッカー経験者のため、
「まちぶせ」行為ということをしない。

今年の7月に、味の素スタジアムで、
R30のフットサル大会に参加した。
3試合全敗という結果でさんざんだったが、
2試合目に戦ったチームが一番強かった。
パス回しから、ドリブルまでみんなうまかった。
私はダイアモンドのベッキを任されていた。
しかし、相手ピヴォを全く捕まえられなかった。
そのピヴォは、すっとこちらの陣のコーナーあたりで待っている
のだ。(フットサルに詳しい方は当たり前かもしれない)
私はその近くでマークしていると真ん中が空くのでいけないし、
かといってフリーにするわけにもいけない。
私はピヴォをフリーにさせたままにしたが、
相手チームはそのピヴォを基点に攻撃を作った。
結果5対1で負けた。

お互いサッカー経験者のチームで、フットサルをやると、
「まちぶせピヴォ」をやる人はほとんどいない。
しかし、スペースの使い方を考えると、
だんご状態を広げ、パスコースが広がり、
スペースが増えるため、非常に有効だ。

「まちぶせ」を使うチームは強いと見ている。


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2009年11月2日月曜日

ツイてるね、ノってるね

中村俊輔がエスパニョールの地元紙で、
酷評されているというニュースを見た。
「ボーっとしている。」
「道に迷っている。」という内容だった。

私も代表のオランダ戦とガーナ戦の俊輔を見て、
今ひとつ、調子が悪そうに見えた。
「どうしたんだろう・・」と心配になった。

最近では、
「代表では裏方に回ったほうがいいか。」とか
「もっとエゴイスティックにならなきゃだめか」という
コメントがある。

こんな高い次元でサッカーをやったことがないので、
とやかく言えることはあまりないが、
素人目だとシンプルに
「考えすぎじゃねーか?」という意見になる。

ゴールキーパーは、いいシュートを何本か止めると
「ノってくる」という言葉を、よく解説者が言う。
集中力がどんどん高まってきて、普段止めれないような
シュートでも止めたり、神がかりなスーパーセーブを
何度も見せることがある。
「キーパー、ノってきましたねえ」なんてことを解説が
言う。

これは、フィールド選手にも同じだ。
1つ、2つ、いいプレーが出来ると気持ちがノってくる。
気持ちがノってくると、体も軽くなり、どんどん連続で
いいプレーが出来る。
逆に、ミスが続くと、気持ちも「調子悪いな」と
なり、体もキレがなくなり、あまりいいプレーが
出来なくなる。

大事なことは、どう気持ちをノせるかだ。
キーパーの場合はミスが失点につながるが、
フィールドの場合は直接、失点になることが少ない。
特にオフェンシブの選手は、思いっきり仕掛けて、
「ノってくる」感が出るまでチャレンジすれば
いいんじゃないか。

俊輔がJリーグデビューしてから、セルティックまでの
パフォーマンスを思い出すと、
いつも俊輔はノっていた。
ダブルシザースからのループシュートや、
アウトサイドでのカーブ。
年齢的に厳しいのだろうか。
そうでなければ、また素晴らしい
パフォーマンスを見せて欲しいと切に願う。


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2009年11月1日日曜日

ショートパスのずれ

サッカー経験者がフットサルを初めてやると、
いろんな違和感が生じてくる。
前に、足の裏トラップを書いたが、
今回は「ショートパスのずれ」。
個人参加のフットサルに参加したが、
うまい人でも、ショートパスがずれて、
「ごめん、ごめん。」となることを
よく見かける。
たぶん、皆、「昔はこんなミス、しなかったのになあ。」
と思っているのではないか。

私もサッカー経験者だが、同じようにパスがずれることを感じて
いた。「おかしいな。」と思っていたが、
ずれる原因が少しわかった。

プレッシャーがかかった状態でパスすることが
多いため、受け手の動きが、静止しているか、動いてもらおうと
しているかがわかりにくい、ということ。

サッカーで教わった基本では、出し手は受け手の動きを見て、
どこでもらおうとしているかを判断してから、
ボールを見て、パスを出す。

フットサルの場合、受け手がどこでもらおうとしているかの
判断が重要だが、プレッシャーがかかるので難しい。
どうしたらいいか・・・

今、実験中だが、ショートパスはボールを見ないようにした。
トラップは足の裏でボールを止めて、
目で見なくても認識できる位置に置く。
受け手の動きだけを見て出せば、
どこで欲しいかが最後まで見極められる。
それに、フットサルはインターセプトを狙われることが
多いので、その動きも察知できる。

まだ、1日しか実験してないが、そうしたほうが良さそうだ。
何日かして体得できれば使えると思う。

※最後にあるあるネタを。
ちら見したあとのヒール、または足の裏での後ろへのパスは、
よく読まれます。
ご注意を。