2009年11月6日金曜日

試合中、何を想う?

プロサッカー選手は、試合中にどんなことを考えているのだろう?

野球では一球一球に、間があるので考える時間がある。
ノムさんが現役で捕手をしていたとき、
ささやき戦術などがあって、打者に野球と関係ないことなど
話しかけるという。
いろいろ話せる時間があるのだ。

サッカー漫画などでは、1対1のマッチアップで、
「俺のボールが取れるかな。」
「へっ、簡単だよ。」などの会話があって、抜かれると
「なにー!!」と叫んだりする。
しかし、長いことサッカーをしてきたが、
そんな会話をする選手なんて見たことがない。

私はサッカーの試合で考えていたことは、
「集中、集中」
「がんばれ、がんばれ」
くらいで、後は、目で見た瞬間の状況判断だけである。
だいたい、練習で「こういうときはこうしよう」と
決まっているので、試合の状況を見て、条件反射的に
判断しているだけだ。

また、意図的ではないが、頭の中で音楽がかかる。
ぜんぜん好きでない曲がかかったりする。
高校のとき、頭の中で音楽がかかったりしてるのは
俺だけか?と疑問に思ったので、
友人に聞いてみると、
「俺の頭の中ではグロリア(ZIGGY)が鳴り響いているよ」と
言ったので、安心した。
アンケート対象が私とその友人2人なので、
他の人はどうなのだろう。

プロサッカー選手も、試合後のインタビューではあんまり
細かいことは言わない。
やはり、脳の中は言語機能よりもはるかに映像の機能の方を
使っているためだろうか。

試合中に必要な言葉は、ほとんど指示だけで、
言葉を考える余裕なんてほとんどないと思われる。

リアリティのあるサッカー漫画を描いても、
「そこ右に切れ!」とか、
「マーク!」とか
そんな台詞しかなく、全く面白くないものになるに違いない。


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