2009年11月10日火曜日

オフサイドあるある

私が小学校4年の夏に、隣の市まで練習試合に行った。
生まれて初めて出た試合だった。
フォワードで先発出場したが、前半にオフサイドばかりもらった。
ハーフタイムに仲間から、
「お前、何やってんだよ!」と責められた。
「別にわるいことしてないよ。」と私。
「オフサイド、取られてただろ!」と仲間。
私は「オフサイドって何?」とほざいた。
チームのみんなが笑った。
「なんだ、知らなかったのか。」という空気になった。
コーチまで笑っていた。
今思えば、コーチからそんなルール教わってなかった。
なんでコーチまで笑うか。
そのハーフタイムで、仲間の一人から詳しく教わった。

私が小学生、中学生のときはラインコントロールなんて、
全く教わらなかった。
その地区ではどのチームもラインは深めで、
中盤のスペースがよく空いていた。
その時代は、海外のサッカーを見ても、
ラインが深いチームが多かった。

私が高校生のとき、監督はラインを押し上げるように
指示をしていた。
地区のリーグ戦があったが、ラインズマンは、他の高校の
生徒がやっていた。
試合でディフェンスがラインを押し上げても、
ラインズマンがいい加減にラインを見ていたため、
失点することがあった。
まず、ラインコントロールするには、ラインズマンのレベルを
確かめる必要があることを知った。

大学では、ACミランのバレージ、コスタクルタ、
マルディーニ、パヌッチのディフェンスラインをモデルとする
チームが増えた。
このライン、攻撃時は、ハーフウェイラインくらいまで上がる。
それをまねたチームと対戦することになった。
私は攻撃陣に指示を出した。
「(こちらの)バックかサイドハーフから、
トップにロングボールを入れたとき、
トップ下のオフェンシブハーフは相手ラインの裏に全力で走れ。」
ということを言った。
試合が始まる。
相手チームのディフェンスラインはかなり浅かった。
こちらのバックがトップにロングボールを入れ、
それと同時にトップ下が相手ラインの裏に走り、
トップがバックヘッドで裏に流して、
そのトップ下はあっという間にキーパーと1対1になって、
シュートを決めてくれた。
こちらが何点か決めた後、相手のバックが言った。
「キャプテン、どうしましょう?」
「このままこれで行くしかねーだろ!」
という会話だった。
サッカー漫画みたいで面白かった。

ラインコントロールをしようするには、
いろんなパターンをチーム内で練習しなければならない。
ディフェンスの足並みが揃っていないと、
かなり危険な守り方だ。

以上、オフサイドあるあるでした。


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