2009年11月27日金曜日

昨年のクラシコ

昨年のクラシコ(レアルマドリvsバルセロナ)の試合をひかりTVで見た。
バルセロナがアウェーでありながら、6対2で大勝した試合だ。

勝点82のバルセロナと勝点78のレアル。
レアルが勝てば、勝点1差に迫り、さらにレアルのホーム
であることから、僅差のいい試合になることが予想されていた。

前半の最初は、ロッペンの突破が何度かあり、先制点も
レアルが先に取った。
はじめはバルサも中盤のプレスが厳しく自由にできなかった。

しかし、前半の中ごろから、シャビとイニエスタを中心とした
芸術的パス回しにレアルの中盤が、全くついてこれなくなった。

そのパス回しに振り回された後、メッシがフリーになり、
アンリがフリーになり、結果6点。

レアルのキーパー、カシージャスにミスは一つもなかった。
レアルの選手のプライドがずたずたにされ、観客も静かになり、
ちょっと異様な重い空気になっていた。

「こんなに差があったとは・・」と驚いているようだった。

そして、今年の11月29日に、そのクラシコがある。
レアルの補強に「金でものいいやがって」と批判がある。

しかし、なぜ、その補強に踏み切ったのかが良くわかる。
レアルのクラブの人間が、昨年のクラシコで、
「おのれ、バルセロナ!!この屈辱、いかにして晴らそうぞ!」
とまるで戦国武将のような気持ちがこの補強を行わせたのだろう。

今年のクラシコ、一体どうなることか。
カカ、ロナウド、シャビアロンソ、ベンゼマがどこまでやれるのか。
今から楽しみで仕方がない。


※昨年の試合で結果がわかっていても、面白かった。
いやー、特にすごかったのはシャビ。
本当にスーパーだった。

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2009年11月26日木曜日

久しぶりのサッカー

先日、十年ぶりくらいにフルコートのサッカーをした。

個人参加型フットサルのメンバーで行った。
いつも使っている体育館が使えないということで、
その近くの中学校の校庭で、ナイターでのサッカーだった。

フットサルより、長い距離を走るため30過ぎにはかなり
きつかった。

サッカーをやってみて、改めてフットサルというスポーツが
流行したことに感謝した。
なぜなら、ボールタッチする機会がフットサルの方が断然多い。
また、体力の面でもフットサルの方が30代にはよいと思う。
(個人差はあると思うが)
また、スライディングタックルとかないので、怪我する確率はサッカー
より低い。

ただ、久しぶりにロングパスが通ったときは快感だった。
たまにはサッカーもいいなあと実感した。

体が動くうちは、サッカーとフットサルを続けていこうと
思う。


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2009年11月20日金曜日

裏日本代表

今回は、全く日本代表に呼ばれない選手で、
チームを作ったらどうなるか、
妄想しまくりました。

FW ----------------平山-----------------

MF --柏木----------小川佳-----------乾---

MF ------------明神-------小笠原---------

DF -新井場------槙野-------松田------加地-

GK ----------------曽ヶ端----------------

うーん、センターバックがきついか。
で、指示は
「両サイドの柏木、乾はどんどん仕掛けろ。」
「後は自由に思いっきりやれ。」
くらいか。

「連動性」とか「個人でやろうとするな」とか、
そんな選手を縛るような空気はサッカーにいらない。

一緒に練習や試合をするうちに、
「あいつはこういうイメージを持っているんだな」
とか解るし、息があってくる。

個人で自由に思いっきりやれば、
裏日本代表の方が今の代表より強いかもしれない。


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2009年11月19日木曜日

パチンコサッカー

なぜ、日本人は個人での突破をしなくなったのだろう。

Jリーグでも、日本代表でも、個人突破する選手が
あまり、見受けられない。
1対1の勝負を避けて、後ろに戻したりすることが多い。

また、1対1を仕掛ける選手は日本代表にあまり選ばれない。

元レッズの永井や相馬、家長、セレッソの乾や広島の柏木など、
ドリブルがうまいし、代表に呼ばれるかと思っていても、
全く呼ばれない。

代表の選手を見ると、ドリブルに卓越した選手があまりいない。
玉田くらいか。
大久保は昔、ドリブルうまかったのにほとんど見なくなった。
長谷部は最近になってドリブルを見るようになったが、
継続するのか。

前にも書いたが、ファンタジスタ的な存在が日本でも世界でも
少なくなっている。
世界にはドリブラーはたくさんいるが、日本では少なくなっている。

つまり、日本にはファンタジスタもドリブラーもいなくなっている。

この2つのタイプが消えつつある今、
日本のスタイルは、例えると、
パチンコが杭に当たって落ちていくように、
ボールがぽんぽん動いていくことが主体のようだ。

日本代表はスペインのスタイルをモデルにしているらしいが、
スペインとはぜんぜん違う。
イニエスタとシルバという素晴らしいドリブラーがいる。

バルセロナでも、メッシとイニエスタとアウベスがいるし、
ペドロやシャビもドリブルがうまい。
バルセロナでは、カンテラの頃から、
サイドのアタックゾーンでは1対1をしかけろと
教わっているそうだ。

そういう中でメッシやイニエスタのような選手が
育ってきたとすれば、
日本がスペインやバルセロナをモデルにするならば、
もっと1対1で仕掛けていく風土が出てきても
いいんじゃないかと思う。

しばらくは、このパチンコサッカーを見るしかなさそうなので、
何年後かの乾、柏木の代表に期待したいと思っている。


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2009年11月16日月曜日

みんなでやろーぜ

親善試合の南アフリカ対日本の試合を見た。

感想を考えたがあんまり思いつかない。
見ていて思うのは「ないものねだり」ばかり。

私はサッカーを見るときに何を期待するかというと
「面白いプレーをする選手はいないかな。」だけである。
だから、オフェンシブな選手はもちろん、
キーパーでもバックでも
「こいつ、うまい!」と思うとその選手にボールが
来ることを期待する。

戦術とかシステムはテレビで見ても良くわからない。
だから、見る視点は、遠藤のスルーパス、ロングボールや
松井のトリッキーなフェイントや俊輔の個人技などを
期待して見ている。

自分でも大分偏った見方をしていると思うが、
その視点ゆえ、この南ア戦、いまいち見ごたえを感じない。

全員が全体を意識しすぎるため、
個人で崩すイメージがあまりないのだろうか。

昔はカズがダブルシザースとかで相手をかわして
盛り上がったりしていた。

中田のドリブルも、わざと相手が「取れるかな。」と
いうところにボールを出して、相手が前に来たところを
かわしてたりした。

私はそういうプレーにえらく感動するので、
どうも今の代表の
「みんなでやろーぜ!」という空気に縛られた
ような感じが好きになれない。

これが、日本のスタイルとして定着してゆくのだろうか。
定着していった場合、
個人で突破するイメージや、
中田のキラーパスのような、
出し手と受け手だけで崩すイメージが、
今後の選手からなくなっていくんじゃないか。

とにかく今は、このスタイルで戦うしかない。
W杯のグループリーグ突破を期待して、
応援しようと思う。


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2009年11月14日土曜日

バロンドール

先日、NumberWebのコラムで嬉しいことが書いてあった。
アルゼンチン人で、マラドーナも指導したことがあるという人が
「今年のバロンドール、私ならイニエスタに一票入れる。」
というようなことを言っていた。
そして、「選手としての成熟度は、メッシでも及ばない。」とも
語っていた。

私はさすがに今年はメッシだろうなと思っていたし、
C.ロナウドだったら、ブーイングものだなと思っていた。

バロンドールは、サッカー誌のフランス人記者が票を入れて
決めるもので、目の肥えた人による最優秀選手ということになる。
オフェンシブな選手だけでなく、センターバックの
カンナバーロが選ばれたりしたこともあるので、
派手に点を取っていたからといって
選ばれるというものでない。

結果は12月頭くらいに決まるらしいが、このコラムを読んで
「もしかしたらイニエスタが選ばれるのでは」と
期待している。
※もちろん、メッシでもいいが・・

イニエスタについて、個人的な印象だが、
今までにないタイプの攻撃的MFのように思う。
超高速CPUを積んでいて、状況によって
いろんな打開策のイメージが瞬時に浮かび、
最善のイメージを一瞬で選んで、
行動している。
本人に聞かないと解らないが、普通のプレーヤーと
視点が違うように感じる。

ドリブル時も、あんまりボールを見ず、相手選手の
動きを常に察知しているようだ。
相手ペナルティーエリア内でのドリブルも、
常人では出来ないようなかわし方をする。

1試合通して見ても、ほとんどミスらしいミスをしない。
メッシやC.ロナウドはどちらかというと「俺が」的な
感じを受けるがイニエスタは我の部分がなく、
悟りに近いくらい、最善のプレーに集中している。

なんだかんだいってメッシが選ばれるだろうが、
イニエスタがバロンドールを取ったら、
こどもたちも
「あんなまじめそうなやつでもサッカーって出来るんだな」
という印象を持つだろうし、
いい影響があると思う。


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2009年11月13日金曜日

潤滑油シャビ

リーガのバルセロナvsマジョルカの試合を見た。

バルセロナのホームだが、マジョルカ相手ということで、
シャビ、メッシ、イニエスタ、アウベスは控えだった。

後半途中まで、3対1でバルサが勝っていた。

しかし、ここまでの展開で、いつものバルサらしい
パスが回っていなかった。

シャビが投入された。

急にパスの流れがスムーズになった。
やはり、このチーム、
「いったんシャビにあずけよう。」が
暗黙の了解になっているようだ。

どこにでも、動いて顔を出して、
完璧なほど正確なパスを出す。

今までメッシとイニエスタばかりに注目していたが、
シャビをずっと見てみると、
チームの心臓であり、パスの潤滑油となっている。
偉大な選手であることがわかる。

ほとんど、インサイドキックで蹴り、
受け手の次の動作も考えて、
パスを出しているようだ。

まだ、29くらいの年齢。
パッサーとして、まだまだ活躍できる。
バルサとスペイン代表での活躍を見ることが
楽しみだ。


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