2009年10月7日水曜日

バルサのサッカーをモデルとすることへの期待

昨日の投稿で、ファンタジスタがいなくなっていったことを述べた。

非常に残念なことだ。
昔みたいにディフェンスが甘くなることはありえない。
主審もファールを見逃し続ける。
この先も、ファンタジスタはあらわれないだろう。

では、どんな選手をモデルとして目指せばよいか。

バルセロナのアンドレス・イニエスタである。
世界のサッカーは残念なことに日本ではゴールシーンしか
ほとんど放映されないので、イニエスタのすごさを知っている人は
深夜にCLの準決勝や決勝を見ている人か
すかぱーかひかりTVかWOWWOWで
バルサの試合を見れる人に限られる。

また、派手なプレー、魅せるプレーはあまりしないので
どちらかというと通好みの選手だ。

日本のマスコミでは特にピックアップされないだろう。
しかし、今自分をもっともわくわくさせてくれる選手だ。

これだけ厳しい現代のプレスに対して、
瞬時にボールを置く位置を判断して、トラップやドリブルを行う。
その判断の速さと正確さは驚異的である。

是非、こどもたちにはこの選手を見てほしい。

そして、できれば時代はディフェンス重視サッカーから、
バルサのような、ポゼッション重視サッカーに変わってほしい。
ポゼッション重視でないと、おそらくイニエスタのような
プレースタイルで育つことはないだろう。
常にチーム全体で、ボールをキープしながら相手の隙を見つけ、
崩してゆく。
チームの方針が選手をその思考に向かわせ、選手はそれに伴った技術を
身に付けようとするのだから。


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