2009年12月2日水曜日

ペース配分

先日、ダイエットのため、10kmジョギングした。

近くに大きい公園があり、その外周を走った。
時間を見ると1時間30分かかった。

あれ?1時間30分ってサッカーの試合の時間と同じだな。
海外の代表選手の試合走行距離が
11kmだとかテレビでやってたな。
そんな速いペースで走ってないぞ。
時速で換算すると1時間30分の3分の2が1時間なので、
例えば1試合12km走ったとしたら平均時速はその3分の2なので、
時速8km。
これって、スポーツジムのランニングマシーンを使っている
おばちゃんでもこれくらいのペースだぞ。

前に日本代表の試合で、全選手の走行距離を測っていた。
そして長い距離を走るように指示が出ていたそうだが、
ほとんど意味がないのではないか。

サッカーの体力の使い方は実に複雑だ。
1対1では100%だったり、
ボールがないところでは30%だったり、
ボールをもらう動きでは70%だったり。
また、走る距離も30m、20m、10mとさまざま。
また、ボールの収まりが悪いチーム
(トラップミス、パスミスが多いチーム)では、
攻守の切り替えが多くなるため、体力の消費が多くなったりする。

無酸素運動と有酸素運動の繰り返しで、
本当にきつい。

要は距離の問題でなく、1試合通して効果的な動きが
連続して出来ているかの問題が重要ではないか。

そして、効果的な動きをするための体力の問題として
ペース配分がある。

2006年ドイツW杯の日本vsオーストラリアで、
ヒディング監督が選手に指示したことを
テレビで放映されていた。
「日本は後半20分くらいから体力が落ちる。その時間が勝負だ。」
という内容だった。

要するに、日本人はペース配分を考えない、
または、ペース配分が下手であるということである。

私もサッカー人生を通して、ペース配分を教わったことはない。
ヨーロッパや南米はどうなんだろう。

技術や戦術を覚えることがサッカーにおいて最も重要なことでは
あるが、うまい「さぼり方」を覚えることも重要なように思う。


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2 件のコメント:

  1. 私のブログにお越し頂きありがとうございました。
    ちょくちょくお邪魔させて頂きますm(_ _)m

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  2. 来ましたぁぁ!
    コメントありがとうございます★
    またいつでも来てください★☆

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